こんにちは!今日は郵便物関係のお話をしたいと思います。郵便物関係で皆さんが悩みやすいことの一つに郵便物が届かないということがあります。差出人はしっかり差し出したと言っているのに、いつまで待っても郵便物が届かない!という経験をした方は案外少なくないはずです。また引越した後には郵便物が届かないということが頻発します。その原因についても詳しく説明していきたいと思います。まずは郵便物が届かない原因を便種別であらゆる可能性面から紹介していきたいと思います。
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郵便局から書留郵便物が届かない原因
まず1つ目に書留が届かないという事例です。書留郵便物は追跡バーコードと補償がついており不着(届かない)になるということはほぼありません。それでも書留郵便物が不着になる可能性は0ではないので考えられる原因を紹介したいと思います。
①誤配
配達員が書留郵便物を対面誤配した可能性です。書留を誤配することは滅多にありません。書留を誤配すると非常に厳しい処分を食らうからです。組織的にも書留を誤配しないようなシステムになっております。しかし最終的には人間の作業ですので書留を誤配する可能性は0ではないわけです。
誤配された郵便物はどうなるのか?
待っている書留が届かないという場合、受取人は郵便局に連絡し『書留が届かない』と問い合わせをするはずです。郵便局側で調査をし追跡ステータスが配達完了になっていれば、誤配されたとの認識になります。配達完了した配達員への聞き込みと、配達証の印影の調査が行われ誤配先が明らかになります。その後郵便局側が誤配先に伺い、郵便物を回収するという流れです。
誤配されたら誤配先から問い合わせが来るのが一般的
そもそも誤配されたら誤配先から郵便局に『誤配です』と問い合わせがあるんじゃないの?と思うはずです。その通りでほとんどは誤配されてすぐに誤配先から誤配ですと連絡があります。その連絡を元に誤配先に郵便物の回収に伺うことになります。つまり上記で説明した正当受取人からの問い合わせパターンは配達員や郵便局にとって最悪のパターンです。
誤配された郵便物は開封されている場合がある
一度誤配された郵便は誤配先の人が宛名に気付く前に開封されてしまう可能性があります。これがいわゆる個人情報の漏洩です。これに関しては開けてしまった誤配先の人にも過失が生まれます。ちなみに書留を誤配し開封されてしまったら配達員は非常に重い処分を食らうことになります。
②家族が受け取っている
かなり初歩的ですが、よくあることです。家族が受け取っておりその受け取った家族が郵便物を本人に渡し忘れているということです。これは誤配よりはるかに多い件数あります。
③第3者に搾取された
何者かがあなたの郵便物を狙い、不在表をポストから引き抜き勝手に再配依頼をし、玄関前で待ち伏せし配達員に『オレオレ』といって受け取ってしまうことです。これを出会い配達といいます。出会い配達は配達員の過失です。本来、配達員は玄関から出てきた人に荷物を渡さなければなりません。もし玄関前で出会い配達を強要されたら、玄関のカギを開けてもらわなければ配達はしてはいけません。
書留郵便の不着に関して考えられる原因は上記の3つです。:書留郵便に関しては補償と追跡バーコードが付いているので不着になる可能性は限りなく少ないです。
続いては普通郵便の不着の話をしていきたいと思います。
普通郵便が届かない
普通郵便が届かないとの不着問題は多く発生しているようです。なぜならば追跡も補償もないので不着になったときに調査のしようがないからです。それでは普通郵便が不着になる原因をあげてみます。
①誤配
誤配にはくっつきでまったく違う地域のお宅に誤配された可能性や近所のお宅に誤配された可能性、また同性、類似番地等への誤配の可能性があります。近所に誤配された場合は近所さんが直接あなたのポストに投函してくれるかもしれません。しかし全く違う地域に誤配された郵便物は誤配先の方が当該郵便物を町の郵便ポストに投函してくれれば、再度あなたの郵便受けに配達されます。しかし当該郵便物を捨ててしまう方もいます。そうなると不着になってしまうわけです。が配された郵便物が届く可能性は5分5分でしょう。
②紛失
これは郵便物を落としたり、局内で紛失してしまうことをいいます。郵便物がなくなる場面は複数あります。郵便を差し出したポストから収集員が収集するタイミング、輸送トラック内、局内仕分け作業中、配達中。この中では主に配達中の落失が多いのではないかなと思います。しかし封筒は落ちにくいです。逆に薄いはがきや一回り小さい定形外はスルッと落失する可能性があります。
③そもそも差出人が差し出していない
普通の感覚であれば信じられない話ですが、ネットショッピングが常態化した現代では色々な詐欺があります。送ったといって送っていないパターンもあり得ます。また送ったと思い込んでいたということ実際にあり得るようです。
④新聞紙やチラシの間に挟まって捨ててしまった
これがまぁまぁ多いのです。ポストにチラシや新聞紙が詰まっていて、配達された郵便物がチラシや新聞紙の間に挟まってしまい、それに気づかずに捨ててしまった。というパターンです。これは非常に多いですが、受取人は届いていないと言い張ります。しかし配達員はどこからの郵便をいちいち配達したのかしていないのなんて記憶していません。今日はこの家に何通くらい配達した。とこの程度の記憶です。
正直普通郵便の不着はフィフティーフィフティーで郵便局側と受取人側の過失です。だから普通郵便の不着は分からないことだらけになってしまうのです。もし重要な郵便物を差し出す際は追跡バーコードの付帯している送付方法で発送してください。
次に本題です。
引越し先に郵便物がまったく届かないということがあり得ます。はたしてその原因は一体なんなのでしょうか?
引越し先に郵便物が一切届かない原因は?
普通引っ越しをするときは市役所に行き、住民票の異動をすることとなります。まず一つ目に覚えておいてもらいたいのは住民票の異動と郵便物の転送はまったくの別物であるということです。郵便物を転送する際には郵便局で転居届を提出しなければ郵便物は旧住所から新住所に転送されてくることはありません。
それでは今回は郵便局で転居届を出したときと出していないときで引越し先に郵便物が届かない原因を2通りに分けて紹介していきたいと思います。
①転居届を出しているのに郵便物が届かない原因
これの原因は一つです。転居届が正当に受理されていない可能性です。旧住所側の郵便局の手違いで旧住所に現在でも配達されている可能性があります。引っ越し後転居届を提出しているのにも関わらず、あまりにも郵便物が転送されてこない場合は一度、旧住所側の郵便局に問い合わせてみた方がいいかもしれません。
②転居届を出してなく、郵便物が届かない原因
転居届を提出していない場合は、旧住所の配達員は転居の有無を知りえません。ポストに封がされたり、管理人からの申告で既に転居済との連絡を受けた場合など転居が明らかになった事実発生日から1週間から10日後に旧住所宛ての郵便物は還付されます。また既に配達してしまった郵便物はポストから引き抜ければ還付します。
居住確認ハガキを見逃すな
ここからがポイントで新住所の配達員もあなたが転入してきた事実を知りえません。そういった状況で配達原簿に記載の無い名前の郵便物が到着した際には居住確認ハガキというものが投函されます。
郵便局側はその居住確認ハガキが返送されてきて、当該郵便物と記載された名前が一致している場合に限り当該郵便物を配達し、尚且つ配達原簿に転入者と登録されます。
居住確認ハガキを返送しなかった場合は?
居住確認ハガキが投函され返送しなかった場合は、当該郵便物は7日後に差出人に還付されます。つまりこの居住確認ハガキを見逃してはならないとのことです。引越し先に郵便物が届かない原因の1番は居住確認ハガキを見逃し還付されるパターンです。
郵便局では郵便物に関しては配達原簿というものをもっているので、それに乗っ取り配達をおこないます。たとえ住民票がそこにあっても配達原簿上になければ配達はされないとのことです。
大してクロネコメール便やその他メール便サービス会社では配達原簿が存在しないため、宛所に必ず配達されます。(※例え住んでいなくても)
まとめ
今回は郵便物の届かない原因を中心に、説明させていただきました。大まかにまとめると要点は以以下の5点です。
②普通郵便は届かない原因が多くて見つかる可能性は低い。
③新聞紙やチラシの間に郵便物が挟まってないかよく確認すること。
④引越し先では居住確認ハガキを見逃さずに返送することが重要。
⑤引越しする際はしっかりと転出届を郵便局に提出する。
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